【福岡市博物館】 人形屋嘉平―博多人形師 原田嘉平の世界―
終了
福岡
文化・芸術・スポーツ
開催日時 | 2022年4月5日 09時30分 ~ 6月12日 17時30分 |
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開催場所 | 福岡市博物館 (福岡市早良区百道浜3-1-1) |
参加費 | 一般:200(150)円、高大生:150(100)円、中学生以下無料 ※( )内は20人以上の団体の料金 |
主催者 | テレビ西日本、東映 |
お問い合わせ | 福岡市博物館(電話番号:092-845-5011) |
特記事項 | ※ 休館日:毎週月曜日 ※ 入館は閉館の30分前まで |
関連リンク | 福岡市博物館 ホームページ(外部リンク) |
内容
原田嘉平(はらだかへい)(1894~1982)は大正・昭和期を代表する博多人形師のひとりです。
その作品は西洋美術から学んだ写実表現を基本としながらも、大正ロマンの雰囲気を感じさせる豊かな叙情性に特色があります。
また、「仕事が仕事ば教ゆる」が口癖で、作品には常に「人形屋嘉平」と署名し、生涯職人としての誇りを貫いたことでも知られます。
原田は博多区冷泉(れいせん)町にあった自宅兼工房で作品を制作していました。
そこに残された遺品は、夫人のご厚意により、当時開館準備中であった福岡市博物館に寄贈されました。
その内容は人形作品のほか、石膏型(せっこうがた)や道具類、下絵、書簡など多岐にわたり、総数は約4,000点にのぼります。
また、その後もご家族から追加の寄贈が続いています。
本展示では、館蔵資料の中から昭和初期の「夕映(ゆうば)え」をはじめ、円熟期から晩年にかけての作品をご紹介します。
ひとりの人形師の、人生をかけて追い求めた美の世界をご覧ください。